遅くなりましたが、今回はコミティア147の所感や頒布状況などについて書いていきたいと思います。
概要
前回(コミティア146)では初めて「評論・情報」ジャンルでサークル参加をしており、今回は同ジャンルで2回目の参加となりました。
▼ちなみにこういう漫画です。 stock-club.hatenablog.com
頒布状況
頒布数の推移はこちらです。
前回のコミティア146と比べると頒布数は落ちていますが、まずまずの頒布状況だったと思います。
これまでの本を読んで面白かったと言ってくださった方や、初見の方で漫画の内容に関心を持ってくださった方もいらっしゃり、参加して良かったなと感じました!
当日はお越しいただき、ありがとうございました!
当日の所感
当日の感想としては、嬉しかったこともある反面、これからの創作に焦りを感じた1日でした。
以下は先ほど掲載した頒布数の推移ですが、前回と比べて頒布数が大きく落ち込んでいます。
今回は新NISA以降で初の同人イベント
とは言え、このくらいの減少は、これまでもよくありました。
しかし今回は、今までと少し状況が違っています。
それは、新NISAが始まって初めてのサークル参加であったと言う点です。
新NISAは今年(2024年)にスタートした制度ですが、それから日経平均株価が最高値になるなど、株式投資が度々話題となっていました。
なので、拙著『株式投資部へようこそ!』にとっては追い風になると考えていましたが、頒布数は伸びませんでした。
これが、焦りを感じた第1の理由です。
見本誌から購入に至る率が大幅に減少
ほとんどのサークルがそうだと思いますが、私のサークルでも見本誌を設置しています。
見本誌を手に取って頂いた際に、実際に購入に繋がる率を毎回測定しているのですが、従来と比べて大幅に低下していました。
以下は、その率の推移ですが、従来が40%前後であったのに対し、今回は30%を下回っています。
体感的にも、今までと比べて見本誌から購買に繋がらない頻度が多いなと感じていました。
これが、焦りを感じた第2の理由です。
まとめ
コミティア147は、参加して良かったと思った反面、課題も感じた1日でした(毎回課題を感じている気がする)。
まず、新NISAや株高にもかかわらず、それが追い風とはなりませんでした。
これに関しては、投資が流行っているからと言って、それを題材としたギャグ漫画が受けるとは限らないと言うことで納得したいと思います。
株で儲けるためのテクニックとか、企業分析とかを扱った本だったら、従来より頒布数が伸びたかもしれませんが、私の漫画『株式投資部へようこそ!』は、そういった類の漫画ではありません。
じゃあこれからは株で儲けるためのテクニックを載せるのかと言われると、この漫画のコンセプトとズレてしまいますし、そもそもそんなテクニックは知らないので、やるつもりはないです。
企業分析に関しては、やる可能性はありますが、あくまでギャグ漫画ですし、軽いものを扱っていきたいなと思ったりしています。